創業ストーリー
昭和24年、先代加納信夫が26歳の時に県内の合同缶詰㈱の工場の一つであった佐世保市の相浦工場を買受け、輸出向けのイワシトマト漬け缶詰を生産する工場としてスタートしました。その後これまで豊漁であったイワシの水揚げが激減したため、経営の安定化を計るため輸出用みかん缶詰に着手致しました。昭和43年には温州ミカン缶詰の生産拡大を目指し松浦市に工場を設立。
その後、幾多の時代の変遷の中で生産拠点を海外にも設け、農水産缶詰および水産加工品の国内外の需要に応じた生産を行い、今日に至っております。
社名とロゴマークへの想い
相浦缶詰 株式会社
相浦缶詰は、文字通り先代が相浦の地で始めた事業として命名されました。業界では”アイノウラ”は広く周知された社名に育っています。
ABCは弊社の缶コードであり、これを囲む二重の楕円形はオーバル缶と呼ばれる特殊缶型の生産を手掛けていたため、この特徴を生かしデザイン化したものです。
経営理念・スローガン
豊かな恵みを世界の人々へ heart to heart
お客様とそして従事する社員と信頼関係、協力体制を大切にした経営を目指します。
どんなことに貢献しているの?
日本のみならず、海外においても缶詰の需要は安定したものとなっております。世界の途上国においては更なる需要拡大も予測されます。
SDGsの観点から言えば、缶詰は水産・農産品の最も安価な加工保存の手段であり、その上常温保存性も高く、賞味期限も長い食品であります。また、缶に使用されるスチール・アルミのリサイクル率は常に90%強を維持されており、これからの時代においてもタイムリーな食品と言えます。弊社では、水産缶詰生産時に発生する皮や内臓物等の副産物もすべて香料や飼料等に再利用しており、環境にやさしい食品づくりを行っております。
佐世保の魅力は?
コンパクトシティ・風光明媚な佐世保
まず私共の業種においては、海の幸・山の幸に恵まれた風光明媚な佐世保は環境的に適しています。言わずと知れたコンパクトシティであり、とりわけ自然に親しむには都会の皆さんから見れば大変羨ましいところと言えます。日本では最も最西端に位置しますが、逆に東アジアから見れば最も近い日本であり、ビジネスも文化もまだまだ潜在的チャンスがたくさんあると思っています。
会社概要
企業名 | 相浦缶詰株式会社 |
業種 | 食料品缶詰製造販売業、オンラインショップ運営・販売、 冷凍魚類輸出入販売、水産加工品製造販売 |
創立 | 昭和24年12月24日 |
住所 | 佐世保市大潟町986 |
電話番号 | 0956-47-2107 |
FAX | 0956-47-6635 |
HP | https://www.abccan.co.jp/ |