創業ストーリー
昭和39年頃、佐世保繊維卸協会は、佐世保商工会議所で「春・夏の共同売り出し」などを行っていました。そこに佐世保市の商工課より「青果市場を移転させるので、跡地に連棟式で卸団地を造らないか」と打診がありました。この話を辻佐世保市長や中村弘海代議士が知るところとなり、折角ならもっと大規模にしないかと広がりました。青果市場跡地を断念した後は、土地探しで苦労の連続でした。福石の刑務所跡地、今の大塔イオン付近、「ドンキホーテ」の向かい側の線路を超えた裏新田という場所、地主と交渉しましたがいずれも成約しませんでした。
日宇地区有志より、現在地の光栗地区の話が持ち込まれました。卸団地最終候補地光栗山(約7万坪)の売買交渉は昭和44年1月15日、日宇消防団詰所2階に関係者が集まり行われました。
朝10時から始まった価格交渉は深夜まで続き、坪単価の開きが千円となったところで、松尾理事長が「手を打ちましょう」と歩み寄り、売買は成立しました。異業種で組合を設立する本格的な卸団地は九州では初めての試みであり、先人たちは大変な苦労をされました。
社名とロゴマークへの想い
佐世保卸団地協同組合
「卸団地」は全国に存在しており、卸本町という住所、卸団地というネーミングに信用、安心感があります。組合設立40周年や50周年座談会の中でも、卸団地は卸団地で良いという意見が大半で、現状に至っております。
団地の団であるとともに、団結の団でもあり、組合員が一つの輪として大きく拡がっていくことを願って意匠されたものです。
経営理念・スローガン
- 集団化により企業の発展を推進しよう。
- 集団化により相互の幸福を創造しよう。
- 集団化により産業の振興に寄与しよう。
- 集団化により社会の福祉に貢献しよう。
- 集団化により永遠の繁栄を謳歌しよう。
どんなことに貢献しているの?
組合は組合員の事業の用に供するための不動産管理や組合員の為の教育事業、福利厚生事業など組合員をサポートしています。
組合員は県北地区の流通拠点として営業を継続する一方、ネットを利用して全国へ通販も行っています。
佐世保の魅力は?
安心して生活・営業できる街
- 佐世保市は地震、津波、洪水の自然災害が少なく安心して、会社は営業、個人は生活が出来ます。
- 冬に雪下ろしをしないで済みます。
- 中国に近く、船便で輸出入する際にコストが少なくて済みます。
- 九十九島があり、海の幸があり、長崎和牛があるところです。
会社概要
企業名 | 佐世保卸団地協同組合 |
業種 | 事業協同組合 |
創立 | 昭和41年7月 |
住所 | 佐世保市卸本町12-2 |
電話番号 | 0956-31-6333 |
FAX | 0956-32-9856 |
HP | http://www.oroshidanchi.com |